Orthodontics

矯正治療

About

矯正とは

乱ぐい歯や反対咬合等、外見だけでなく発音・嚥下(飲み込み)にも影響を及ぼします。正しいかみ合わせで食べることは、成長・発達に深く関わっており、成長期のお子様には重要な問題です。正しく咬むことでの脳への刺激や発達などが盛んになります。
近年では、中高年の方が矯正を行うことで正常咬合をあたえ、8020運動にできるだけ関与できるように努めております。

歯並びやかみ合わせの改善は年齢に関係なく可能です。歯並びやかみ合わせは成長発育に関連があることから、矯正は子どもや青年が行うという認識が一般的でした。しかし、歯槽膿漏などの歯周病が糖尿病や脳血管疾患、早産などの要因となることが知られるようになり、成人でも歯の矯正治療を受けたいという要望が高まってきました。

歯並びやかみ合わせが悪いとうまく歯を磨けずにむし歯や歯周病の悪化につながります。また、食べ物をしっかりかめないと胃食道逆流症が起こることもあります。歯並びやかみ合わせの悪い人には顎が小さい人が多く、こうした人は肥満になると睡眠時無呼吸症候群が起こりやすいともいわれています。矯正治療は、これらの病気を予防することにもつながります。

Mouthpiece

マウスピース矯正

従来の金具やワイヤーを使う矯正とは全く異なる、マウスピース型の矯正装置です。

取り外し可能で透明なマウスピースは非常に審美的で、見た目を気にすることなく矯正治療を進めることができます。

マウスピース矯正はアライナーを装着して歯を少しずつ動かす仕組みの矯正方法です。
使い方は非常にシンプルで、薄く透明なマウスピースを一日20時間以上装着し、1~2週間ごとに新しいマウスピースに順次交換しながら、歯をゆっくり動かしていきます。
治療に使うマウスピースはすべて最初にまとめて作るため、頻繁に歯科医院へ通って歯型を取る必要はありません。

口腔内スキャナーで精密なマウスピースを作成

印象材で歯型を採るのではなく、小型のカメラで歯や歯列をスキャンニングし、データとして記録することで、患者様に負担をかけることなく、お口の型を取ることが可能となります。

また、マウスピース矯正と連携したシステムを構築しているため、スキャンした口腔内データは3Dで再現され、パソコン上で治療計画・シミュレーションを行う事ができます。

Merit & Demerit

治療のメリット / デメリット

メリット

  • きれいに並んだ歯は歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病になりにくいので歯が長持ちします。
  • 良いかみ合わせを作ることにより、食べ物が良く噛めて消化もよくなります。また、発音も明瞭になります。
  • 良いかみ合わせは顎関節や口の周囲の筋肉などを良い状態に保ちます。
  • 歯並びを治すことでコンプレックスを解消し表情が明るくなります。

デメリット

  • 矯正装置を装着することによる違和感があります。どの装置でもそうですが、おおよそ1ヶ月ほどで慣れられる方がほとんどです。
  • 虫歯・歯肉炎になるリスクがあります。時間をかけてしっかりと歯磨きを行わないといけません。
  • 歯への矯正力という刺激によって引き起こされる歯周組織の生体反応の結果、痛みを感じることがあります。痛みは、2、3日ほどで収まることが多く長い方でも7日間ほどです。
  • 治療期間が長い。治療期間は歯並びの状態によって個人差がありますが、1年から2年半ほどです。

Treatment Case

症例のご紹介

症例① 叢生(乱ぐい歯)

症例② 出歯

症例③ 受け口